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HP PC - Windows Hello顔認識のトラブルシューティング

Windows Hello顔認識が動作しません。赤外線カメラがオンにならない、機能が停止する、以下のいずれかのエラーメッセージが表示される、という場合があります。

申し訳ございません。問題が発生しました。カメラをオンにできませんでした。カメラが正しく動作していることを確かめてください。
申し訳ございません。問題が発生しました。PINを使ってサインインしてください。

この問題は、Windows Updateの実行後に発生することがあります。

注:

Windows Hello顔認識をセットアップしたことがないのに [[設定]] にWindows Hello顔認識セットアップオプションが表示されない場合は、PCに赤外線カメラが搭載されていることを確認してください。赤外線カメラが搭載されていないPCには、顔認識セットアップオプションは表示されません。

この問題の解決手順は次のとおりです。

IRカメラのドライバをアンインストールしてインストールし直す

IRカメラのドライバを再インストールすると問題が解決する可能性があります。デバイスマネージャーでドライバをアンインストールして、HPカスタマー・ケアからドライバを再インストールします。

[[デバイスマネージャー]] を見つけて開きます。
[デバイスマネージャー] ウィンドウの [[イメージングデバイス]] をダブルクリックし、赤外線カメラ名を右クリックして [[デバイスのアンインストール]] を選択します。
[[このデバイスのドライバソフトウェアを削除する]] を選択して、[[アンインストール]] をクリックします。
「HP Customer Support- Software and Driver Downloads」(HPカスタマーサポート - ソフトウェアおよびドライバのダウンロード) で、お使いのPCのモデル番号を入力します。
お使いのPCモデル用のソフトウェアおよびドライバのページが表示されたら、赤外線カメラ用のドライバをダウンロードしてインストールします。

PCを手動で再起動して、[Windows Hello顔認識] が機能することを確認します。問題が解決しない場合は、次のステップに進みます。

顔認識とPINのサインイン設定を削除する

[[設定]] のサインインオプションで顔認識とPINの設定を削除します。

[[設定]] を探して開きます。
[[アカウント]] をクリックします。
[[設定]] メニューの [[サインインオプション]] をクリックします。
Windows Hello領域の [[顔認識]] で [[削除]] をクリックします。
[PIN] 領域で [[削除]] をクリックして、[[削除]] をもう一度クリックして確定します。
[[パスワード]] フィールドにパスワードを入力してから、[[OK]] をクリックします。

次のステップに進み、トラステッドプラットフォームモジュール (TPM) をクリアします。

トラステッドプラットフォームモジュール (TPM) をクリアする

トラステッドプラットフォームモジュール (TPM) のキーをクリアすると問題が解決する可能性があります。データをバックアップし、TPMを使用するアプリやセキュリティ機能を無効にしてから、TPM管理ツールを使用してTPMを消去します。

注意:

TPMを消去するとデータが失われる可能性があります。データ喪失の可能性を回避するため、インストールを開始する前にすべての重要なデータ (個人用のファイル、写真、ビデオ、ドキュメント、アプリケーション、ソフトウェアなど) をバックアップします。「HP PCs - Back up your files (Windows 11, 10)」 (HP PC - ファイルのバックアップ (Windows 11、10)) をご確認ください。

[[BitLocker]] など、TPMを使用するアプリケーションをすべて無効化または停止します。
コンピューターを再起動し、約1秒おきにEscを押し続けると、[[スタートアップメニュー]] が開きます。
[[スタートアップメニュー]] が表示されたら、f10を押して [[BIOSセットアップユーティリティ]] を起動します。
右矢印キーで [[セキュリティ]] を選択します。
[[セキュリティ]] (または [[システムのセキュリティ]]) 設定に以下のセキュリティ機能が表示されている場合は、無効にします。
- インテルソフトウェア・ガード・エクステンション (SGX)
- インテルトラステッド・エグゼキューション・テクノロジー (TXT)
注:
コンピューターによってBIOS構成は異なります。BIOSを操作してこの設定を無効にする手順はPCによって異なりますので、お使いのPCのマニュアルをご確認ください。
変更を保存してBIOSを終了します。
管理者アカウントでサインインします。
[[ファイル名を指定して実行]] を検索して開きます。
[[ファイルを開く]] フィールドに「tpm.msc」と入力して [[OK]] をクリックします。
[ユーザーアカウント制御] ウィンドウが表示されたら、[[はい]] をクリックします。

[コンピューターのトラステッドプラットフォームモジュール (TPM) の管理] ウィンドウが表示されます。
[[操作]] セクションで [TPMのクリア] をクリックします。
[[再起動]] をクリックします。

注:
TPMのクリアプロセスの実行中に表示されるプロンプトに応答する必要があるため、コンピューターのそばに待機してください。
画面の指示に従ってTPMをクリアします。
TPMをクリアする前にBIOSでインテルソフトウェアガードエクステンション (SGX) やインテルトラステッドエグゼキューションテクノロジー (TXT) などのセキュリティ機能を無効にした場合は、再度有効にします。

注:
これらの機能が [ソフトウェア制御] に設定されていた場合は、もう一度 [ソフトウェア制御] に設定します。

次のステップに進んで、PINと顔認識の設定をセットアップします。

PINを追加して顔認識をセットアップする

Windowsの [設定] でサインインオプションを使用して、PINを追加して顔認識をセットアップします。

[[設定]] を探して開きます。
[[アカウント]] をクリックします。
[[設定]] メニューの [[サインインオプション]] をクリックします。
[PIN] 領域で [[追加]] をクリックします。
パスワードの入力ボックスにパスワードを入力し、[[OK]] (ローカルアカウント) または [[サインイン]] (Microsoftアカウント) をクリックします。
新しいPINを入力し、PINの確認ボックスに同じPINを入力して [[OK]] をクリックします。

WindowsにPINが追加されます。
Windows Hello領域の [[顔認識]] で、[[セットアップ]] をクリックします。
[[開始する]] をクリックします。
[[PIN]] にPINを入力します (または、[[パスワード]] フィールドにパスワードを入力します)。
カメラが起動したら、ウィンドウの中央に顔が映るようにします。その状態でじっとしていると、[[すべて完了しました。]] という画面が表示されます。
[[閉じる]] をクリックします。

PCを手動で再起動して、Windows Hello顔認識が機能することを確認します。問題が解決しない場合は、次のステップに進みます。