Serial Advanced Technology Attachment、すなわちシリアルATA(SATA)では、ハードドライブや光学式ドライブなどの大容量記憶装置を、2組の導体による高速シリアルケーブルを使用してシステムボードと通信することが可能になります。
ハードドライブのSATA接続
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電源ケーブル |
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SATAデータケーブル |
SATAコネクタケーブル
システムボードのSATAポート
ハードドライブを適切なSATAポートに接続し、コンピューターが正常に機能することを確認します。
コンピューターに単一のSATA HDDをインストールするには、システムボードに記載されている最も小さい番号のポート(SATA0やSATA1など)に接続してください。続いて、光学式ドライブを、その他のポートのいずれか1つに接続します。
複数のHDDをインストールして、OSを1つのドライブのみにインストールするには、OSを搭載したドライブのシステムボード上に記載されいてる最も小さい番号のポート(SATA0やSATA1など)を使用します。セカンドドライブ以降は、次に小さい番号のポートから順に使用してください。
RAIDモードを使用して複数のハードドライブをインストールしてストレージ容量を増やすには、またはバックアップドライブを作成するには、1つのドライブを最も小さい番号のポート(SATA0やSATA1など)に接続してください。続いて、残っているドライブを同じ色のポートに接続します。
シリアルATA(SATA)コントローラーモードにより、ハードドライブがコンピューターと通信する方法が決まります。SATAハードドライブを、次の3つのうちいずれかのコントローラーモードで動作するよう設定できます。IDE、AHCI、RAIDRAIDモードを有効化すると、AHCI機能も有効になります。
OSをインストールする前に、SATAコントローラーモード設定を設定するようお勧めします。OSのインストール後にモードを変更すると、システムが起動できなくなる恐れがあります。
以下の手順に従って、BIOSにアクセスして、ハードドライブのSATAコントローラーモードを設定します。
HP PC Hardware Diagnostics UEFIをダウンロードした場合にSATAコント ローラー モードをセットアップすると表示されるエラーメッセージを解決します。