HP PC - USB フラッシュ ドライブから Windows 11 をインストールする

最新のソフトウェアおよびドライバ、および最新バージョンの BIOS をダウンロードしてインストールします。必要に応じて、TPM を有効にします。

1. HP から最新バージョンのソフトウェアおよびドライバをダウンロードし、インストールします。詳細については、「HP PC - ソフトウェアおよびドライバーのダウンロードまたは更新」を参照してください。

2. コンピューターに最新バージョンの BIOS をダウンロードしてインストールします。詳しい情報の確認は、次の文書のいずれかを参照してください。

   • HP ビジネス デスクトップ PC - BIOS (Basic Input Output System) の更新

   • HP ビジネス ノートブック PC - BIOS (Basic Input Output System) の更新

   • HP 個人向けデスクトップ PC - BIOS (Basic Input Output System) の更新 (Windows)

   • HP 個人向けノートブック PC - BIOS (Basic Input Output System) の更新 (Windows)

3. 最小システム要件を満たすには、お客様の所在地とコンピューターのモデルに基づいて、トラステッドプラットフォームモジュール (TPM) を有効にすることが必要な場合があります。

   1. コンピューターを再起動し、f10 を押して、BIOS Setup Utility を開きます。

      

   2. [Security (セキュリティ)] タブで、[TPM Device (TPM デバイス)] オプションが [Hidden (非表示)] になっているか確認します。

   3. [TPM Device (TPM デバイス)] のオプションを [Available (利用可能)] に切り替えます。

   4. [TPM State (TPM 状態)] のオプションを [Enabled (有効)] に変更します。

   5. F10 キーを押して終了し、[Yes (はい)] をクリックして変更を保存します。指示されたら、F1 キーを押して変更を確認し、コンピューターを再起動します。

Windows 11 にアップグレードする前に、リカバリ メディアを作成し、ファイル履歴を使用してデータをバックアップしてください。

1. まだバックアップしていない場合は、システム リカバリ メディアのセットを作成するか、リカバリ イメージを USB フラッシュ ドライブに保存します。インストール中に問題が発生した場合、HP System Recovery を使用してコンピューターを元のソフトウェア構成に戻すことができます。リカバリ ソリューションを作成するには、お使いのコンピューター用の以下のクラウドリカバリオプションを参照してください。

   • HP ビジネス PC - HP クラウドリカバリツールの使用 (Windows 11 および Windows 10)

   • HP 個人用 PC - HP クラウドリカバリツールの使用 (Windows 11 および Windows 10)

2. ファイル履歴を使用してファイルをバックアップし、Windows 11 に転送することができます。ファイルのバックアップの作成手順は、「ファイルのバックアップ (Windows 10、8)」を参照してください。

Windows 11 メディア作成ツールは、Tiger Lake (TGL) メモリ構成のコンピューターモデルでサポートされているストレージドライバを提供していません。これが原因で、起動時に USB フラッシュ ドライブから Windows 11 をインストールする場合 (Windowsからではなく)、Windows インストール ハードドライブを選択する前に、インストールプロセスが停止します。

1. 「HP カスタマー サポート - ソフトウェアおよびドライバのダウンロード」にアクセスして、シリアル番号、製品番号、または製品名を入力し、お使いのコンピューターのモデル用ソフトウェアとドライバを探します。

2. ドライバ・ストレージから、Intel RST (インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー) ドライバをデスクトップにダウンロードします。ダウンロードしたファイルはインストールしないでください。

3. ダウンロードしたファイルを右クリックして、[[抽出先]] を選択し、Windows 11 のインストールに使用する USB フラッシュ ドライブを選択します。

   コンピューターで、ドライバ パッケージを含むファイルが USB フラッシュ ドライブにコピーされます。

メディア作成ツールをダウンロードして、Windows インストールメディアを作成します。

1. 「Windows 11 のダウンロード (Microsoft)」(英文) にアクセスします。

2. [Windows 11 インストールメディアの作成] の下で、[[今すぐダウンロード]] をクリックします。

   

3. [[開く]]、[[保存]]、または [[実行]] をクリックして、ツールをコンピューターにダウンロードします。

4. ブラウザのダウンロードバーか、[ダウンロード] フォルダにある MediaCreationTool.exe ファイルをダブルクリックしてインストールを開始します。

5. ライセンス条件に同意します。

6. インストールする Windows 11 の言語とエディションを選択し、[[次へ]] をクリックします。

7. [[USB フラッシュ ドライブ]] を選択して [[次へ]] をクリックします。

8. 空の USB フラッシュ ドライブ (32GB 以上) を挿入して、[[次へ]] をクリックします。

9. USB フラッシュ ドライブを選択して [[次へ]] をクリックします。

10. メディア作成ツールで USB フラッシュ ドライブへのインストール画像の作成が完了したら、[[完了]] をクリックします。

Windows 11 セットアップでは、Windows 11 のクリーンインストールを実行したり (すべてのデータを消去)、個人用のファイルやアプリを維持することができます。データが失われる場合を想定して、インストールする前にすべてのデータをバックアップすることを HP は推奨します。

1. Windows のインストール USBフラッシュ ドライブをコンピューターに挿入します。

2. エクスプローラーで USBフラッシュ ドライブを開き、[[セットアップ]] をダブルクリックします。[ユーザー アカウント制御] ウィンドウが開く場合、[[はい]] をクリックします。

3. [Windows 11のインストール] ウィンドウが表示されたら、[[次へ]] をクリックします。Windows 11 セットアップでアップデートが確認されます。

4. ライセンス条件に同意します。

5. [維持する項目の選択] ウィンドウで、維持したいファイル、設定、アプリを選択し、[[次へ]] をクリックします。

   • [パーソナル ファイルとアプリを維持する]: お使いのすべてのパーソナル ファイル、設定、およびアプリを維持します。

   • [パーソナル ファイルのみを維持する]: パーソナル ファイルを維持しますが、設定やアプリは維持しません。

   • [何も維持しない]: 何も維持しないでデータをすべて消去します。

6. [インストールの準備完了] ウィンドウで、[[インストール]] をクリックしてインストールを開始します。

7. インストール処理の間、コンピューターは数回再起動します。コンピューターの電源を切ったり、インストールプロセスを中断したりしないでください。ログイン ウィンドウが表示された場合は、お使いのアカウントにサインインします。