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HPビジネスノートブックPC - HP Battery Health Manager

HP Battery Health Managerは、ほとんどのHPビジネスノートブックに搭載されているBIOSレベル設定です。ノートブックのバッテリーが、時間の経過とともにバッテリー膨張や化学的劣化を早める主な要因(過充電状態など)にさらされるリスクを軽減することで、バッテリーの寿命を最適化するように設計されています。

バッテリー膨張の軽減についての詳細は、「mitigating battery swelling with HP Battery Health Manager」 (HPバッテリーヘルスマネージャーによるバッテリー膨張リスクの軽減)(英語)を参照してください。

リチウムイオンバッテリーのメリット、化学的劣化、バッテリーの膨張を加速させる要因についての詳細は、「HPノートブックPC - リチウムイオンバッテリー」をご覧ください。

バッテリー膨張について、またバッテリー膨張の兆候が見られる場合の対応についての詳細は、「HP ノートブック PC - ノートブックバッテリーの膨張または変形」をご覧ください。

HP Battery Health Managerのインストール

HP Battery Health Managerは2018年に発売され、2016年以降に発売されたすべてのHPビジネスノートブックに搭載されています。

お使いのコンピューターのBIOS ([F10] > [詳細設定] > [電源管理オプション]) でHP Battery Health Managerが利用できない場合は、BIOSをデバイスの最小要件にアップデートしてください。HP Battery Health Managerが利用できる最小BIOSバージョンを特定するには、「HPがHP Battery Health Managerを導入」をご覧ください。

最適な設定の選択

HPでは、ユーザーがHP Battery Health Managerを有効にし、コンピューターの使用パターンや使用年数に基づいて、[HPでバッテリーの充電を管理する]、または [バッテリーヘルスを最大化する] のいずれかを選択することを推奨しています。

[HPによるバッテリの充電管理] 設定

[HPによるバッテリの充電管理] 設定により、バッテリの使用期間や時間の経過にともなう使用状況に基づき、システムのバッテリ充電方法が動的に変更されます。

注:

一部のデバイスでは、この設定は [Let HP Manage My Battery] (HPによるバッテリ管理) と呼ばれることがあります。

この設定は、以下の状況で使用します。

  • ノートブックを定期的に外部AC電源から外し、バッテリを放電する使用環境。

  • 組織で単一のプロセスが多い場合。

  • 使用期間が1年未満のノートブック。

注:

[HP Intelligent Charging] (HPインテリジェント充電) 設定をオンにし、学習アルゴリズムを使用してバッテリ充電設定を動的に調整します。

HP Intelligent Charging(G9モデル以降)

[HPでバッテリーの充電を管理する]設定により、デバイスの使用状況に応じてノートブックの充電容量を動的に調整する[HP Intelligent Charging](G9モデル以降で利用可能)が機能します。

[HP Intelligent Charging] は、AC電源に継続して接続していることを検知し、デバイスがアクティブであるか非アクティブであるかを学習します。これらの使用パターンに基づいて、[HP Intelligent Charging] は、非アクティブ時にデバイスが高充電状態にならず、アクティブ時には完全に充電されているようにします。

[HP Intelligent Charging] が選択された [バッテリーヘルスを最大化する] 画面
  • 常時AC電源:バッテリーの負荷を最小限に抑えるため、HP Intelligent Chargingは数日間連続してAC電源に接続されていることを検出し、自動的にバッテリーを80%まで放電して、一時的に充電容量を80%に制限します。バッテリー充電容量の制限を終了するには、AC電源を一旦外し、再度接続します。HP Intelligent Chargingがコンピューターが7日間連続してAC電源に接続されていることを再び検出するまで、バッテリーは100%まで充電できます。

  • 常時バッテリー電源:HP Intelligent Chargingはユーザーの使用パターンを学習し、コンピューターがAC電源に接続されている非アクティブ時(就寝してコンピューターを使用していない間など)の充電容量を80%に制限します。使用パターンに基づいて、HP Intelligent Chargingは学習したアクティブ期間が始まる前に、ユーザーがフル充電で作業開始できるよう充電容量を100%に増やします。

スケジュールの設定

Battery Charge Managerの [バッテリースケジュールの設定] を使用し、バッテリーの充電スケジュールをカスタマイズすることができます。

「バッテリースケジュールの設定」画面

[バッテリ寿命を最大にする] 設定

[バッテリ寿命を最大にする] 設定により、バッテリが充電レベル80%まで放電され、ノートブックバッテリの最大充電状態がバッテリの最大充電状態の80%に制限されます。バッテリの寿命が最適化されることが証明済みで、充電状態が高くなることでバッテリが膨張するリスクが軽減されます。ノートブックのバッテリは、設定を変更するまで最大充電状態が80%に維持されます。

この設定は、以下の状況で使用します。

  • ノートブックを外部AC電源に接続し続けたままで、外して放電することがほとんどない環境 (リモートオフィス環境を含む)。

  • 使用期間が1年以上のノートブック (1年以上のシステムは、時間の経過とともに劣化を早める可能性がある要因 (たとえば過度な充電状態) にさらされている可能性があります)。

自動放電(G9 モデル以降)

G9以降のモデルでは、[バッテリーヘルスを最大化する] 設定に、「バッテリー最大化」が有効でバッテリーが80%を超えて充電されている場合、バッテリーを充電状態80%まで放電する放電機能が含まれています。

バッテリーアイコンのアップデート

[バッテリーヘルスを最大化する]を有効にすると、タスクバーのバッテリーアイコンに最大充電状態が100%として表示されます。

導入当初、タスクバーのバッテリーアイコンは、バッテリーの最大充電状態が80%に制限されていたため、最大充電状態として80%と表示していました。

HP Battery Health Managerの最新アップデートにより、バッテリー充電容量はまだ80%に制限されていますが、バッテリーアイコンにはバッテリーの充電が100%まで表示されるようになりました。この変更は、規模や要件が異なる組織間での展開を簡素化するために行われたものです。

バッテリー充電率
注:

Windows 11オペレーティングシステムを実行している場合、Windowsタスクバーに小さなハートのアイコンが表示されます。このハートのアイコンは、バッテリーのヘルス機能が有効になっていることを示します。

一部の旧型ノートブックで[バッテリーヘルスを最大化する]がデフォルト設定になっているのはなぜですか。

BIOSアップデート01.17.01では、一部の旧型HPビジネスノートブックで、HP Battery Health Managerのデフォルト設定を、[ババッテリーヘルスを最大化する] 設定に変更しています。

[バッテリーヘルスを最大化する] は、以下のHPビジネスノートブックの推奨設定です。

  • 1年以上経過している。

  • 実装時にHP Battery Health Managerが [HPでバッテリーの充電を管理する] に設定されていない。

  • 連続して長期間、外部AC電源に接続されている(リモートユーザーなど)。

旧型ノートブックで設定を [バッテリーヘルスを最大化する] に変更するのはなぜですか。

ビジネスノートブックの使用パターンは時間の経過とともに変化するため、HPでは、変化の影響を受ける可能性のある旧式システムのバッテリーヘルスを最適化するための最良の方法の特定に取り組んできました。

[バッテリーヘルスを最大化する] 設定は、時間の経過とともにバッテリーや化学物質の劣化を加速させる要因を軽減するのに有効です。BIOSアップデート01.17.01により、特定のHPビジネスノートブックでこの設定が自動的に有効になります。

旧型ノートブックでのこのデフォルト設定変更に関する詳細は、HP ビジネス ノートブック - Battery Health Manager の設定変更をご覧ください。

HP Battery Health Managerの設定の変更

手動またはMicrosoft管理ツールかHP Client Manageabilityツールを使用して、HP Battery Health Managerの設定をアップデートできます。ノートブックの使用状況と使用期間に基づいて、HP Battery Health Managerの推奨設定を、自ら有効にすることが重要です。

バッテリーヘルス管理機能のセットアップ |HPビジネスコンピューター |@HPSupport

BIOSのHPバッテリヘルスマネージャーの設定にアクセス

HPバッテリヘルスマネージャーの設定は、BIOSにあります。

注:

起動中に f10 キー押すと、BIOSにアクセスできます。

設定の順序や説明は、モデルにやシステムのBIOSバージョンによって異なる場合があります。

  1. コンピューターの電源をオフにします。次に、ACアダプターを接続していない場合は接続します。

  2. コンピューターの電源をオンにし、繰り返し f10 キーを押してBIOS Setup Utility (BIOSセットアップユーティリティ) を開きます。

  3. 矢印キーを使用して、[[詳細設定]] > [[電源管理オプション]] を選択します。

  4. 設定オプションを確認するには、[[バッテリヘルスマネージャー]] をクリックし、適切な設定を選択します。

管理ツールまたはダッシュボードを使用して設定を自動的に変更する

各組織にて、さまざまな管理ツールを使用して、インストールベース全体でHP Battery Health Managerを管理および設定できます。HPでは、一般的な管理ツールおよびダッシュボードを使用してHP Battery Health Managerの設定を変更する方法に関する詳細情報およびサンプルスクリプトを記載したホワイトペーパーを作成しました。

ハイブリッドワークフォースによるバッテリーヘルスの最適化

各企業では、ナレッジワーカーやその他主要な従業員がリモートで作業できるよう、組織を再編しています。リモートワーカーの推定33%が仕事用のノートブックを常時AC電源に接続したままにしているため、バッテリーの充電状態が常に高い状態になっている可能性があります。リモートワーカー数の増加に伴い、各企業には、HP Battery Health Managerを使用して、常時電源に接続されている環境でバッテリーヘルスおよびパフォーマンスを向上させることが推奨されます。



国/地域: Flag 日本

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