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HP個人向けPC - HP Cloud Recoveryツールを使用する (Windows 11およびWindows 10)

HP Cloud Recoveryツールを使用すると、リカバリソフトウェアをUSBドライブにダウンロードすることができます。このツールでは現在、2016年以降に製造された個人向けPCがサポートされています。それ以前のモデルのコンピューターは随時追加されます。

注:

2016年より前に購入したコンピューターで利用できるその他のリカバリオプションについては、「HPカスタマーサポート - ソフトウェアおよびドライバーのダウンロード」を参照してください。

注:

お使いのモデルがサポートされているかを確認するには、「HPコンピューター：[HP Cloud RecoveryTool]がサポートされているプラットフォーム」をご覧ください。

HP Cloud Recoveryツールを使用してコンピュータを回復する手順

HP Cloud Recoveryツールを使用してコンピュータを回復する手順を学びます。

リカバリの準備をする

HP Cloud Recovery ツールをダウンロードしてインストールする前に、システムリカバリの準備を行います。

ファイルをバックアップします。「HP PC - ファイルのバックアップ (Windows 11、10)」をご覧ください。
リカバリには 1～4 時間かかります。所要時間は、ネットワークや USB フラッシュドライブによって異なります。
コンピューターを必ずインターネットに接続してください。Ethernet 接続が最適です。処理中にインターネット/Ethernet を切断しないでください。
処理中は、必ず AC 電源に接続してください。リカバリが失敗しないように、処理中に AC 電源を切断しないでください。
USB フラッシュドライブに最小 32GB の空き容量が必要です。
Windows パーティションに最小 20GB の空き容量が必要です。
外付けハードディスクドライブは使用しないでください。このツールは、外付けハードディスクドライブにダウンロードしても動作しません。

Windows 11対応モデルにWindows 10リカバリイメージを利用可能

Windows 11アップグレード期間中にWindows 10オペレーティングシステムを搭載して販売された一部のコンピューターモデルは、Windows 11オペレーティングシステムをプリインストールされた状態でも販売されました。HPクラウドリカバリツールには、これらのモデルで利用可能なWindows 11イメージオプションしかない場合があります。

HPでは、Windows 11の使用をお勧めしています。必要に応じて、HPサポートに連絡してWindows 10リカバリメディアを注文してください。

HP Cloud Recoveryツールをダンロードしてインストールする

HP Cloud Recoveryツールは、64ビットバージョンのWindowsでのみダウンロードおよびインストールすることができます。

Microsoft StoreからHP Cloud Recoveryツールを検索して、ダウンロードします。

HP Cloud Recoveryツールを実行する

HP Cloud Recoveryツールを実行して、コンピューターのリカバリイメージを作成します。

空のUSBフラッシュドライブ (最小32GB) をコンピューターに挿入し、コンピューターがインターネットに接続されていることを確認します。USBフラッシュドライブに保存されているデータはすべてこの処理中に削除されます。処理が完了すると、USBフラッシュドライブ内はリカバリソフトウェアのみになります。
クラウドリカバリを検索し、[[HP Cloud Recovery Tool]] (HP Cloud Recoveryツール) を右クリックして、[[Run as administrator]] (管理者として実行) を選択します。

「[この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか？]」というメッセージが表示された場合は、[[Yes]] (はい) をクリックして続行します。
[ようこそ] 画面で、[[Next]] (次へ) をクリックします。
必要に応じて、プロキシ情報を入力します。
- ネットワークが保護されている場合は、プロキシ情報は自動的に検出および表示されます。[[Next]] (次へ) をクリックします。
  
  注:
  ダウンロードツールにプロキシ情報が検出および表示されない場合は、ネットワーク管理者に問い合わせてプロキシ情報を確認し、適切なフィールドに入力してください。
- ネットワークが保護されていない場合は、この手順をスキップして、次の画面に進みます。
クラウドリカバリツールにデバイスの情報が検出されたら、[[次へ]] をクリックします。

注:
リカバリ対象以外のコンピューターにリカバリメディアをダウンロードする場合は、[[I need to enter Product ID for my HP system]] (HPシステムの製品IDを入力する必要がある) チェックボックスを選択し、影響を受けるシステムの情報を入力します。「[製品IDが一致しないか無効です]」というエラーメッセージが表示された場合、お使いのコンピューターではまだHP Cloud Recoveryツールを利用できません。その他の利用可能なリカバリオプションについては「HP Customer Support - Software and Driver Downloads」 (HPカスタマーサポート - ソフトウェアおよびドライバのダウンロード) を参照してください。

注:
製品IDは、コンピューターの背面のラベルに記載されています。製品IDの検索については、「Find product and serial numbers for HP PCs, printers, and accessories」(HP製PC、プリンター、アクセサリの製品番号とシリアル番号の検索) でも詳細を確認できます。

注:
製品IDのAVの後にシャープ記号 (#) と3桁の数字が記載されている場合は、その部分は製品IDには含めないでください。たとえば、JGT75AV#123の場合は、製品IDとしてJGT75AVと入力してください。
ドロップダウンリストからUSBフラッシュドライブを選択し、[[Next]] (次へ) をクリックします。

USBフラッシュドライブ上の情報を完全に削除する旨の警告メッセージが表示されます。[[OK]] をクリックして続行します。

注:
「[リカバリUSBフラッシュドライブの準備ができました。ダウンロードした一時ファイルを削除して、ドライブの空き領域を節約しますか？]」というメッセージが表示されたら、[[Accept]] (同意する) をクリックして続行します。
ダウンロードを終了してアプリを閉じるには、[[Finish]] (終了) をクリックします。

USBドライブを使用してHPシステムリカバリを実行する

以下の手順に従い、USBフラッシュドライブを使用してコンピューターをリカバリします。

コンピューターの電源をオンにして、USBフラッシュドライブをUSBポートに挿入します。
電源ボタンを長押しして、コンピューターの電源をオフにします。
モニター、キーボード、マウス、および電源コード以外の周辺機器をすべて取り外します。内蔵ドライブからメディアを取り外し、最近追加した内蔵ハードウェアをすべて取り外します。
コンピューターの電源をオンにし、起動オプションを使用してUSBドライブから起動します。
画面の指示に従ってリカバリを完了します。

よく寄せられる質問

HP Cloud Recoveryダウンロードツールの使用方法については、次のよく寄せられる質問を参照してください。

「製品IDが一致しないか、または無効です」というエラーメッセージが表示され場合、どうすればよいですか？

[製品IDが一致していないか、または無効です] というエラーメッセージが表示された場合は、正しいシリアル番号を入力してください。

ようこそページで [Next] (次へ) をクリックしても次の画面に移らない場合はどうすればよいですか？

ようこそページで [[Next]] (次へ) をクリックしても次の画面に移らない場合は、以下の手順を実行します。

ネットワーク接続を確認します。
システムクロックとタイムゾーンが正確であることを確認します。
HP Cloud Recoveryツールを再起動して、もう一度試します。

セキュアなネットワークでツールを使用した後、リカバリが繰り返し失敗した場合、どうすればよいですか？

セキュアなネットワークでリカバリツールを使用できない場合は、ネットワーク管理者に連絡してプロキシサーバー、ポートの情報、およびログイン認証情報を入手します。

ダウンロードしようとするとタイムアウトしたり失敗したりする場合はどうすればよいですか？

ダウンロードを何度実行しても失敗する場合は、以下を実行してください。

インターネット接続を確認します。
システムの日付と時刻が正しく設定されていることを確認します。

「ドライブパーティショニングに失敗しました」というエラーメッセージが表示された場合、どうすればよいですか？

[ドライブパーティショニングに失敗しました] というエラーメッセージが表示される場合は、USBフラッシュドライブに問題がある可能性があります。以下の手順に従って、USBフラッシュドライブをテストします。

USBフラッシュドライブを再フォーマットします。
USBフラッシュドライブにファイルを作成します。
USBフラッシュドライブに作成されたファイルにアクセスします。

アクセスできない場合は、USBフラッシュドライブを交換する必要があります。

「イメージの抽出に失敗しました」または「再配置に失敗しました」というエラーメッセージが表示された場合はどうすればよいですか？

[Image extraction failed] (画像の抽出に失敗しました)、または[Relocation fail] (再配置に失敗しました) というエラーメッセージが表示された場合は、リカバリプロセスの再開をお勧めします。以下のエラーメッセージは、リカバリイメージのダウンロード、または処理に問題がある可能性を示しています。