[HPカスタマーサポート] ページの[検索]フィールドに、シリアル番号、製品番号、または製品名を入力し、[[送信]] をクリックします。または、[[または、製品をHPに検出させる]] をクリックして、お使いのコンピューター情報を検出させることができます。

注:
製品番号が不明な場合は、「Find product and serial numbers for HP PCs, printers, and accessories」(HP PC、プリンター、アクセサリの製品番号とシリアル番号を探す) で詳細をご確認ください。
検索結果ページで、お使いのコンピューターに一致するリンクをクリックします。
[[マニュアル]] をクリックしてから [[メンテナンスおよびサービスガイド]] または [[ハードウェアリファレンスガイド]] のいずれかをクリックして、お使いのコンピューターに関する特定のメモリ情報を確認します。メモリ情報を収集しているときに、これらの項目をメモしてください。
- 取り付けられているメモリの容量：現在コンピューターに取り付けられているメモリの容量です。取り付けるメモリの容量を確認するをご参照ください。
- 可能な最大メモリ：システムでサポートされている最大容量から、すでに取り付けられているメモリの容量を差し引いて、必要なメモリの容量を判断します。可能な最大容量を購入して、現在取り付けられているメモリを交換することもできます。システムの最大容量がわかったら、オペレーティングシステムでサポートされている最大メモリを確認して、お使いのバージョンのWindowsがサポートしているメモリの容量を確認してください。最大メモリとして、これら2つの数値のうち、小さい数値を使用します。
- メモリの種類 (速度を含む): HPでは、各スロットに同じ種類のメモリ (同じサイズ、同じ速度、同じメーカー) を取り付けるよう推奨しています。最高のパフォーマンスを得るには、システムボードがサポートする最速のメモリを入手します。
可能な構成はさまざまであるため、デュアルインラインメモリモジュール (DIMM) の配列に別のメーカーのDIMMが含まれていて、CASレイテンシー値が異なる場合または密度値が異なる (高密度、低密度メモリを一緒に使用している) 場合、一部のシステムボードがメモリを適切に構成できない可能性があります。すべてのDIMMがシステムボードの要件 (製品仕様に記載されている情報) を満たし、同じ部品番号、同じメーカーで、システムボードの基本メモリ要件を満たしていることを確認します。

注:
コンピューターによっては、メモリがシステムボードにハンダ付けされているため、アップグレードができません。

取り付けるメモリの容量を確認する

メモリをアップグレードする前に、現在取り付けられているメモリの容量を確認して、追加できるメモリの容量を判断する必要があります。お使いのコンピューターのBIOSを使用して、正確なメモリ構成と取り付け可能な追加のメモリの容量を確認できます。

注:

Windows 11の最小メモリ要件は4 GBです。最大メモリ要件は、128 GB (Windows 11 Home)、2 TB (Windows 11 Pro/Education)、6 TB (Windows 11 Enterprise/Pro (Workstation)) です。Windows 10の最小メモリ要件は、1 GB RAM (32ビット) または2 GB RAM (64ビット) です。最大メモリ要件は、4 GB (32ビット)、128 GB (Windows 10 Home 64ビット)、2 TB (Windows 10 Pro/Education 64ビット)、6 TB (Windows 10 Enterprise/Pro (Workstation)) です。

コンピューターを再起動します。
コンピューターの電源を入れたら、Escキーを押し、[スタートアップメニュー] が表示されるまで繰り返し押します。
F1キーを押して、[システム情報] を開きます。
[メモリサイズ] セクションの情報を使用して、メモリの計算を行います。
- 増設可能なメモリの合計容量を知るには、搭載可能なコンピューターメモリの最大容量から、現在のコンピューターメモリの容量を差し引きます。
- スロットあたりのメモリ容量は、増設可能なコンピューターメモリの容量を、システムボード上にあるメモリスロットの数で割ります。通常、これが各メモリソケットの最大容量になります。たとえば、コンピューターが搭載可能な最大容量が4096 MB(4 GB) で、システムボードにメモリスロットが4つあるとすると、スロットあたりの取付け可能なメモリは1 GB (以下) となります。

コンピューターにメモリを取り付ける

お使いのコンピューターモデルのメンテナンスおよびサービスガイドで、コンピューターへのメモリの取り付けに関する特定の情報を参照します。

また、「HP Support YouTube channel」(HP Support YouTubeチャンネル) の動画で取り付け方法を確認できます。

「HP Customer Support」(HPカスタマーサポート) で、「メンテナンスおよびサービスガイド」や「アップグレードおよびサービスガイド」を検索できます。

[HPカスタマーサポート] ページの[検索]フィールドに、シリアル番号、製品番号、または製品名を入力し、[[送信]] をクリックします。または、[[または、製品をHPに検出させる]] をクリックして、お使いのコンピューター情報を検出させることができます。
検索結果ページで、お使いのコンピューターに一致するリンクをクリックします。
[[マニュアル]] をクリックし、[[メンテナンスおよびサービスガイド]] または [[アップグレードおよびサービスガイド]] をのいずれかをクリックして、お使いのコンピューターに関する特定のメモリの取り付け手順を確認します。

メンテナンスおよびサービスのガイドの手順に目を通した後、ご自身で取り付けを行うことに不安がある場合は、HPの正規販売代理店に連絡し、技術サポートを依頼してください。

注:

HP以外の誰かがメモリを取り付けたりアップグレードした場合、メモリによって発生した、またはメモリを取り付けようとした人やアップグレードしようとした人によって発生した損傷は、製品保証範囲外となります。お客様は、そのような取り付けまたはアップグレードによる損傷に対するすべてのリスクと責任を負います。

注:

お使いのコンピューターが4 GB以上のメモリの取り付けをサポートできるとご判断するかもしれません。ですが、この最大メモリは、オペレーティングシステムが物理メモリの全範囲をサポートできない場合、制限される可能性があります。Windows 32ビットオペレーティングシステムでは、約3.3 GBをサポートします。この制限は、すべての32ビットハードウェアおよび32ビットオペレーティングシステムに存在し、Windowsオペレーティングシステムに限定されません。

メモリ取り付け問題のトラブルシューティング

メモリの交換後にコンピューターが正常に起動しなくなった場合 (黒い画面で数秒間停止し、そのまま勝手に電源が切れる)、またはコンピューターが起動するもののメモリエラー (ビープ音やランプの点滅など) が発生する場合は、以下のオプションを試してください。

新しいメモリモジュールを取り付け直します。
メモリモジュールを取り外し、圧縮空気缶を使用してメモリモジュールソケットの溝を掃除します。
コンピューター内部の他のケーブル接続をチェックします。外れていたケーブルや、しっかり接続されていないケーブルをつなぎ直します。
新しいメモリモジュールを取り外し、コンピューターをもう一度起動してみます。コンピューターが起動する場合は、購入したメモリが適切な種類で互換性のあるサイズであることを確認します。元々コンピューターに取り付けられていたメモリモジュールを参照します。
可能な場合は、構成内のメモリモジュールの製造元がすべて同じで、同じモデル番号を共有するようにします。
それでもコンピューターが正常に再起動しない場合は、交換用メモリを取り外し、元のメモリを再び取り付け、元の構成でコンピューターが動作することを確認します。

よく寄せられる質問

以下のよく寄せられる質問 (FAQ) で、キーボードのショートカットに関する一般的な質問への答えをご確認ください。

DIMM とは？

デュアルインラインメモリモジュール (DIMM) とは、一連のメモリチップを支える小さな回路ボードのことです。

DIMM は、ピンを 2 列配置することでパス幅を広げ、SIMM よりも高速なデータ転送が可能になります。DIMM は、SIMM と同様に、片面または両面のものがあります。DIMM はペアで装着する必要がなく、ピン数の異なる DIMM と混在することも可能です。たとえば、システムボード上で、1 GB DIMM を 2 GB DIMM の隣に装着することができます。

DIMM は、システムバスの速度と同じ速度でしか動作できません。速度の異なる DIMM が2つ以上取り付けられている場合、取り付けられているすべてのメモリの合計速度は、最低速度の DIMM と同じ速度になります。

DIMM モジュールは、次の要件を満たす必要があります。

DIMM のピン数と、ソケットタイプは一致します。
DDR4 メモリには DDR3 メモリとの互換性がありません。DDR4 DIMM は、288ピンスロット、動作電圧1.2Vを満たします。
DDR3 メモリは DDR2 の約2倍の帯域幅で動作できます。
DDR3 DIMM には、DDR1 または DDR2 メモリとの互換性がありません。DDR3 DIMM は、240ピンスロットと動作電圧1.5Vを満たします。DDR3 メモリスロットには DDR2 または DDR とは違ったキーが付いています。DDR または DDR2 用に設計されたシステムボードに DDR3 メモリを取り付けようとしないでください。万一取り付けてしまうと、システムボードと DIMM に永久的な損傷が発生する可能性があります。
コンピュータに DDR-SDRAM が搭載されている場合にのみ、DDR タイプの SDRAM を使用できます。

SO-DIMM とは？

スモールアウトラインデュアルインラインメモリモジュール (SO-DIMM) は、他の DIMM よりも小さく、薄く、シャーシ内のスペースが少ない場合に使用されます。

HP 製コンピューターの SO-DIMM モジュールは、次の要件を満たす必要があります。

SO-DIMM のピン数と、ソケットタイプは一致しなければなりません。
SO-DIMM メモリ 200 ピンスロットが必要です。
DDR2 SO-DIMM は DDR1 DIMM と DDR2 DIMM メモリモジュールに対応しません。
DDR3 SO-DIMM は、DDR1 または DDR2 と互換性がなく、204ピンスロットを使用します。
533 MHz または 667 MHz のシステムバスで稼働するコンピューターで PC2 4200 (DDR2 DIMM 533) タイプを使用してください。

デュアルチャネルモードまたはトリプルディスチャネルモードとは？

一部のメモリモジュールは複数のチャネルモードで動作します。お使いのコンピューターのシステムボードの仕様には、利用可能かつサポート対象である場合に、デュアルチャネルモード情報が含まれています。デュアルチャネルメモリモードは、シングルチャネルモードよりも高いパフォーマンスを発揮します。

DDR メモリがマルチチャネルモードで適切に機能するには、次の要件を満たす必要があります。

すべての DIMM は同じ密度 (256 MB、512 MBなど) のものです。
すべての DIMM は、同じ DRAM チップテクノロジー (x8 または x16) になっています。
すべて片側または両側です。
DDR4、DDR3、DDR2 は、デュアルチャネルモードをサポートしています。同じ種類のメモリを、チャネル A とチャネル B の同じ一致スロットに一致させる必要があります。通常、メモリスロットは、識別しやすいように色分けされています。
DDR3 メモリは、トリプルチャネルモードで3つの DIMM をサポートできます。同じメモリのサイズと種類を、チャネル A、B、C の一致する DIMM スロットに取り付ける必要があります。通常、メモリスロットは、識別しやすいように色分けされています。

追加のメモリを購入するにはどうすればいいですか？

HP、正規の HP 販売代理店または大手コンピューター部品のサプライヤーから直接、追加のメモリの購入することをお勧めします。

最寄りの電気店やオンラインショッピングサイトから、コンピューターのメモリを購入することができます。https://www.crucial.com (欧米) などのオンラインサイトの多くは、HP と提携しており、お使いのコンピューターモデルに適合するメモリの種類を自動的に提供することができます。メモリを購入する前に、必要な容量や、メモリの種類にお使いのコンピューターとの互換性があるかを確認してください。