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HP LaserJet、HP OfficeJet Enterprise、HP PageJet Enterprise、HP Managed - 正しいプリンタドライバの選択方法

プリンタで使用できるドライバが複数ある場合は、このドキュメントの情報を参照して、どのプリンタドライバを選択すればよいかを判断できます。

推奨されるドライバを短時間で特定する場合や、プリンタがサポートされているかどうかを判断したい場合は、次のいずれかのサポートドキュメントを参照してください。

注:

このドキュメントには、プリンタドライバについての説明のみを記載しています。HP 多機能プリンタの一部機種では、フル機能ドライバや、他の機能 (スキャンアプリケーションなど) を備えたソフトウェアソリューションを hp.com から入手できる場合があります。

ご使用のプリンタでフルソリューションが利用できるかどうかを確認するには、以下のいずれかのリンクを使用してください。

ドライバのダウンロード

選択するドライバがわかっている場合は、次の手順に従ってソフトウェアおよびドライバのダウンロードページからドライバをダウンロードしてインストールします。

support.hp.com にアクセスし、メニューバーでソフトウェアおよびドライバをクリックし、プリンタをクリックします。
テキストフィールドに、お使いのプリンタモデルを入力します。要求された場合は、ドロップダウンリストからプリンタを選択します。
利用可能なドライバのリストで、ダウンロードするドライバを探し、ダウンロードをクリックします。

注:
ドライバは通常、ドライバ、ソフトウェア、またはユーティリティのいずれかのセクションにあります。各セクションからドライバをダウンロードする必要はありません。

ドライバを選択する前に

多くの HP プリンタには、Windows オペレーティングシステム (OS) にドライバ (OS 内ドライバなど) が組み込まれており、Windows の [デバイスとプリンター] で確認できるものや、Windows Update から使用できるドライバが用意されています。同様に、macOS システムの場合、ドライバは通常 Apple Software Update から利用できます。一部のプリンタでは、このようなドライバしか使用できないことがあります。

Windows では多くの場合、USB またはネットワークケーブルがプリンタからコンピュータに接続された時点で、Windows がプリンタのハードウェアを自動的に検出し、適切なドライバをインストールする (インターネットに接続されている場合) ため、ソフトウェアをダウンロードする必要はありません。

Windows がドライバを自動的に検出してインストールしない場合は、Windows で [デバイスとプリンター] (以前のプリンタの追加ウィザード) を使用してドライバをインストールしなければならない場合があります。

ドライバの選択

一般的に、ドライバの選択は、必要な機能、プリンタを使用する環境、更新するプリンタの台数によって異なります。以下のリンクから、使用しているオペレーティングシステムの該当するセクションに移動してください。

使用可能なドライバオプションについては、ご使用のオペレーティングシステムで以下のセクションをクリックしてください。

Windows ドライバ

Windows には、HP プリンタ固有のドライバと HP ユニバーサルプリントドライバ (UPD) があります。

これらのドライバの種類については、以下のセクションを参照してください。

モデル固有のドライバ (Windows の場合)

次の表に、Windows オペレーティングシステム用のプリンタ固有のソフトウェアとドライバのオプションに関する情報を示します。

注:

ほとんどの場合、Windows ではフルソリューションドライバを推奨します。利用可能な場合、このモデル固有のドライバは、通常、フルソリューション、フルソフトウェアソリューション、全機能ソフトウェアおよびドライバ、またはHP 製品のインストールソフトウェアと呼ばれます。

Windows プリンタ固有のドライバ (hp.com から入手可能)
プリンタ固有のドライバオプション	説明
フルソリューション、フルソフトウェアソリューション、フル機能ソフトウェアおよびドライバ、または製品インストールソフトウェア	一部の HP プリンタで利用可能プリンタの機能をすべて使うために必要なすべてのソフトウェアを望むユーザーの大半に推奨インストーラウィザード、モデル固有のプリントドライバ、モデル固有のスキャンドライバ (MFP のみ)、管理ツールなどを含む HP ソフトウェアを追加する必要がないプリンタ固有の PCL 6 またはホストベースドライバの完全なセットと高度な機能 (以下のようなもの) を含む使いやすいソフトウェアインストーラウィザード HP Device Toolbox などの管理ツール HP スキャンまたは送信ソフトウェア (MFP のみ) HP ファックス設定 (MFP のみ) 注: ソフトウェアを再インストールする必要がある場合、または最新のドライバを使用したい場合は、このオプションを使用します。
HP PCL 6 および基本ドライバ	一部の HP プリンタで利用可能すべての Windows 環境で推奨ワードプロセッシングや表計算アプリケーションなどの一般的なオフィスアプリケーションに推奨ほとんどのユーザーにとって、速度、印刷品質、および利用可能なプリンタ機能の面で最高レベルです。注: フルソリューションが使用できない場合、または HP UPD の代わりに配布可能なドライバとして使用できます。
HP PCL 5 (一部のプリンタでは PCL 5c または PCL 5e)	Windows 7 以前でサポート一部の HP プリンタで利用可能 Windows 環境での一般的なオフィス印刷に推奨旧バージョンの PCL または旧機種のプリンタに適合する印刷専用ドライバを含むフォーム、フォント (PostScript 以外)、SAP プログラムなど、サードパーティまたはカスタムソフトウェアソリューションから印刷する場合 UNIX、Linux、メインフレームなど、プリンタ言語を PCL 5 に設定する必要がある混在環境で印刷する場合注: このドライバを使用すると、旧バージョンの PCL または旧機種のプリンタとの下位互換性を維持できます。
HP PostScript	一部の HP プリンタで利用可能 Adobe などのグラフィックを多用するアプリケーションから印刷する場合に推奨される、印刷専用ドライバを含む PostScript エミュレーション印刷、または PostScript フラッシュフォントをサポート macOS と Windows が混在する環境でフォントマッチングが必要な場合など、macOS と Windows アプリケーションファイル間で最適な印刷互換性あり注: このドライバを使用するには、プリンタに PostScript 印刷機能が必要です。
ホストベースの基本 ^1、2 ホストベースの印刷/スキャン ^{1, 2} プラグアンドプレイ* ¹ プリント/スキャンプラグアンドプレイ ¹	一部の HP プリンタで利用可能 USB またはパラレルポート接続プリンタのスキャンまたは印刷機能を有効化使いやすいソフトウェアインストーラウィザード、プリントドライバ、スキャンドライバ (MFP のみ)、および USB 互換ファイルを含むプラグアンドプレイオプションは、通常はネットワーク接続プリンタでは動作しない注: フルソリューションが使用できない場合に使用すると、ほとんどの機能を入手できます。
ポイントアンドプリントドライババンドル	一部の HP プリンタで利用可能ネットワークプリントサーバに共有ドライバをインストールする場合に使用通常は管理者や IT スタッフが、異種オペレーティングシステム間の「ポイントアンドプリント」通信を行うために使用 2 段階のドライバインストールプロセスを使用する場合、ネットワークプリントサーバに共有ドライバのインストールを含める場合、ネットワーククライアントから印刷サーバ共有をポイントする場合に使用

^{1 - USB ケーブルまたはパラレルポート接続のみ}

^{2 - ホストベースのプリントドライバは、コンピュータの (ホストの) リソースを使用して、印刷コマンドを処理し、文字やグラフィックをピクセルまたはドットに変換して、プリンタがページ上に配置できるようにします。このためにコンピュータのメモリと処理パワーが利用されます。ホストベースのプリンタは、PCL
または PS ドライバを使用できません。プラグアンドプレイドライバは、USB またはパラレルポート経由で接続されたプリンタのインストールをサポートするように特別に設計されています。}

ドライバは、ほとんどのプリンタで利用できます。お使いのプリンタに対応するドライバが Windows のデバイスおよびプリンタに含まれておらず、Windows Update または hp.com でもドライバが見つからない場合は、プリンタがサポートされていない可能性があります。

Windows プリンタ固有のドライバ (Windows に含まれる)
プリンタ固有のドライバオプション	説明
OS 内または Windows Update ドライバ	大半の HP プリンタで利用可能 Windows オペレーティングシステムに組み込まれた (OS 内) プリントドライバであり、[デバイスとプリンター] で確認可能 Windows Update にはインターネット接続が必要一部の HP プリンタでは、このドライバのみ使用可能高度なドライバ機能やスキャンオプションを含まない場合がある一部の多機能プリンタでは、印刷にこのドライバ、スキャンにはコントロールパネル (または Windows のスキャンおよびファックス機能) を使用

Windows 用 HP ユニバーサルプリントドライバ

ユニバーサルプリントドライバ (UPD) は、このドライバがなければ複数機種のプリンタと複数のドライバが必要になるような、管理された (IT) ビジネス環境でのプリンタインストールを容易にするために作成されました。ドライバの管理が大幅に簡略化されます。UPD タイプは、タイトルの末尾に付く名前 (PCL 5、PCL 6、PostScript など) で識別できます。

Windows で、インストーラや追加ソフトウェアのないドライバを使用する場合は、HP ユニバーサルプリントドライバ (UPD) をお勧めします。

HP ユニバーサルプリントドライバ (UPD) は、ドライバ単体として Windows 環境での複数の HP プリンタモデルの印刷をサポートし、各プリンタ用のプリンタ固有ドライバの代わりになります。このため、システム管理者および IT ヘルプデスクの配布作業が簡単になります。

UPD を選択する条件

管理対象の印刷環境に複数モデルの HP プリンタがある場合。インストールと管理を行う固有プリンタドライバの数を減らすために使用します (通常は、プリント管理者または IT スタッフが使用)。
Windows OS にドライバ (OS 内ドライバ) が含まれておらず、使用可能な Windows Update ドライバのオプションがない場合
OS 内ドライバで利用できない高度なドライバ機能や機能を使用する場合

どの UPD を選択するか

注:

UPD ドライバは、ネットワークまたは USB を介して接続されている場合に使用できます。

HP ユニバーサルプリントドライバ (UPD)
ドライバ	説明
Windows PCL6 用 HP ユニバーサルプリントドライバ	大半の HP プリンタで利用可能すべての Windows 環境での印刷に推奨ほとんどのユーザーにとって、速度、印刷品質、および利用可能なプリンタ機能の面で最高レベルです。 PCL5 をベースにしたサードパーティ製品およびカスタム製品との間で、互換性が完全ではない可能性があります。
Windows PostScript 用 HP ユニバーサルプリントドライバ	一部の HP プリンタで利用可能 Adobe などのグラフィックを多用するアプリケーションから印刷する場合に推奨 PostScript エミュレーション印刷、または PostScript フラッシュフォントをサポート macOS と Windows が混在する環境でフォントマッチングが必要な場合など、macOS と Windows のアプリケーションファイル間で最適な印刷互換性を提供注: このドライバを使用するには、プリンタに PostScript 印刷機能が必要です。
Windows PCL5 用 HP ユニバーサルプリントドライバ	一部の HP プリンタで利用可能 Windows 環境での一般的なオフィス印刷に推奨 PCL の前バージョンおよびそれ以前の HP プリンタに適合フォーム、フォント (PostScript 以外)、SAP プログラムなど、サードパーティまたはカスタムソフトウェアソリューションから印刷する場合 UNIX、Linux、メインフレームなど、プリンタ言語を PCL 5 に設定する必要がある混在環境で印刷する場合

HP UPD の詳細とダウンロードについては、www.hp.com/go/upd にアクセスしてください。

Windows の [デバイスとプリンター] メニューまたは Windows Update のドライバの種類

Windows の [デバイスとプリンター] に表示される PCL6、PCL5、および PS ドライバオプションは、多少異なる場合があります。下表をガイドとして使用して、お使いの印刷ニーズにはどのドライバーが最適かを選択できます。

注:

PCL5 は、Windows 8/8.1 または Windows 10 ではサポートされていません。

Windows の [デバイスとプリンター] メニューまたは Windows Update のドライバ
ドライバタイプ	使用するとき
PCL6	ワープロまたはスプレッドシートアプリケーション等に使用する一般オフィスアプリケーションからほとんどの印刷ニーズ用に推奨。
PS (PostScript)	PostScript プリンタがあることが確認されている場合 Adobe またはその他のグラフィックが非常に多いアプリケーションから印刷する場合相当量のグラフィックスまたはマクロを含むドキュメントを印刷する場合混合環境から印刷する場合 (たとえば Windows と macOS アプリケーションの両方から印刷する場合) 注: このドライバを使用するには、プリンタに Postscript 印刷機能が必要です。

注:

[デバイスとプリンター] に表示される「クラス」ドライバは、通常は OS 内ドライバです。このドライバーは、他のオプションが使用可能である場合は、推奨されません。

macOS ドライバ

ほとんどの場合、macOS 用のドライバは Apple Software Update でのみ使用できます。一部の HP プリンタでは、このドライバにスキャンオプションが含まれていない場合があります。

HP フルソリューションドライバについては、support.hp.com を確認してください。

お使いのプリンタで使用できるフルソリューションがない場合は、Apple Software Update または HP Mac Postscript ドライバ (通常は Mac オペレーティングシステムに組み込まれています) を使用し、次に Apple Image Capture 機能を使用してスキャンします。