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Microsoft Windows 8 - Windows 8 でお使いの環境をまるごとバックアップするシステム イメージの作成方法

解説

システム イメージによるバックアップでは、作成したアカウントやデータ、インストールしたソフトウェアなど、お使いの環境をまるごとバックアップします。
お使いの環境をまるごとバックアップするシステム イメージでは、工場出荷時の状態に環境を戻すシステム リカバリとは異なり、作成したデータやインストールしたソフトウェアを保持しているシステム イメージ作成時点のお使いの環境にスムーズに戻すことができます。
※ 復元後のソフトウェアの完全な動作を保証するものではありません。
また、作成したシステム イメージと、あらかじめ別途用意しているシステム修復ディスクと合わせて利用することで、ハードディスクの交換などで OS が起動しない状況から、システム リカバリを行わずに環境を復元することが可能です。
システム修復ディスクの作成方法については、関連情報のシステム修復ディスクの作成方法をご確認ください。

操作手順

システム イメージの作成について
  • システム イメージの保存先となる外付けハードディスクや DVD-R などのメディアをご用意ください。
    ハードディスクなどの場合、システム イメージの保存に少なくとも 19GB 以上の空き領域が必要です。
    また DVD-R などの場合、システム イメージは複数枚に分割して保存されます。
    必要な記憶容量は、お使いのハードディスクの使用状況により異なります。
    必要な記憶容量は、手順 5 の [バックアップの設定を確認します] 画面でご確認いただけます。
  • システム イメージには、システム イメージを作成した PC のハードウェア構成が保持されます。
    PC が正常に動作している際に、お使いの PC で作成を行ってください。
  • システム イメージの作成後に新たにハードウェアの増設や周辺機器の追加を行うなど、システム構成に変更があった場合は、システム イメージの復元ができなくなります。
    システム構成を変更した場合は、再度システム イメージを作成してください。
以下の手順をご確認ください。
※ ここではシステム イメージとしてすべてのドライブをバックアップする手順を例としてご紹介します。
  1. コントロール パネルを表示し、[Windows 7 のファイルの回復] をクリックします。
    コントロール パネルの表示方法については、以下のコンテンツをご確認ください。
    » Windows 8 でコントロール パネルを表示する方法
    補足:
    [Windows 7 のファイルの回復] メニューが表示されない場合は、[表示方法:] 項目のプルダウンで [大きいアイコン(L)] を選択してメニューを表示します。
  2. [Windows 7 のファイルの回復] 画面が表示されます。
    [システム イメージの作成] をクリックします。
  3. [システム イメージの作成] 画面が表示されます。
    システム イメージの保存先を選択し、[次へ(N)] ボタンをクリックします。
    ※ ここでは例として、「ハードディスク上(H)」を選択しています。
  4. [どのドライブをバックアップに含めますか?] 画面が表示されます。
    バックアップするドライブを選択し、[次へ(N)] ボタンをクリックします。
    すべてのドライブを選択することで、PC 上にあるデータをまるごとバックアップすることができます。
  5. [バックアップの設定を確認します] 画面が表示されます。
    バックアップされるドライブを確認し、[バックアックの開始(S)] ボタンをクリックします。
  6. [バックアップを保存しています] 画面が表示されます。
    しばらくお待ちください。
    ※ バックアップ完了目安時間はお使いのハードディスク使用状況により異なります。
  7. 以上で手順は終了です。
    バックアップの保存先に指定した場所に、[Windows Image Backup] フォルダが作成されていることをご確認ください。
    補足:
    システム イメージの中身は、エクスプローラーで確認できます。
    ドライブにシステム修復ディスクが入った状態で、[Windows] キーと [E] キーを同時に押して [コンピューター] 画面を表示し、バックアップ先のデバイスをクリックします。
    ※ ここでは例として、「ボリューム (D:) 」をクリックします。

関連情報

作成したシステム イメージは、システム修復ディスクと合わせて利用することで、Windows のトラブルに際してシステムの情報やインストールされているソフトウェア、データなどの修復を行うことができます。
システム修復ディスクの作成方法については、以下のコンテンツをご確認ください。
» システム修復ディスクの作成方法

対象条件

  • 対象 OS
    • Microsoft Windows 8

文書情報

Q&A 番号 : BPQA000870
最終更新日 : 2013/02/21